
動画・写真・音楽など、パソコンやスマホで容量の大きいファイルを送る方法が解らず困った事はありませんか?大容量ファイルを送る方法って意外に知らないものなんですよね。
メール添付だけで送れればいいのですが、
実はメールに添付可能なファイルの容量はあまり大きくありません。
docomoメール → 10MBまで
AUezwebメール → 3MBまで
SoftBankメール → 2MBまで
gmail(PCメール) → 25MBまで
いずれにしろ大きめの動画や大量の写真などを送るには厳しい容量ですね。
では、そのような容量の大きいファイルを送るにはどうすればいいでしょうか?ここではその方法の中でも比較的簡単にできるものをまとめてあります。
スポンサード リンク一番簡単かも?ファイル転送サービスを使う方法
大きなファイルを送る方法の中で恐らく最も手軽なのが「ファイル転送サービス」を使う方法です。ファイル転送サービスとは、WEBサイト経由でファイルを送るサービスです。
ファイル転送サービスにはこのようなメリットがあります。
・ほとんどの所が無料で利用できる
・双方ともインストールなどが不要
・使いたいタイミングだけ使える
・パスワードがかけられる所もある
・GB単位の大容量のやりとりも可能
使い方も簡単。①ファイル転送サービスのサイトを開いて、送りたいファイルを選択しアップロードします。②するとダウンロード用URLが生成されるので、そのURLをメールやLINEで相手に送ります。③相手にそのURLをクリックしてダウンロードしてもらうだけです。
自分の持っているデバイス間でへデータを転送をしたい時にも便利です。例えば自分のスマホから自分のパソコンへ移したいデータがあるなら、ファイル転送サービスを使ってスマホからアップロードして、パソコンでダウンロードすれば、データ移動が簡単にできます。
※ご利用にあたっては使い方や規約などをあらかじめ確認して頂けますようお願いします。
使いやすいものを選べる、アプリを使う方法
android/iPhoneアプリの中にも大きな容量のファイルを送信するのに特化したものがあります。海外アプリが多いですが、日本語に対応しているものを集めました。
Send Anywhere
双方のインストールがあればアカウント作成不要でファイルをやりとりできるアプリ。6ケタのセキュリティーキーとSSL通信でファイル共有をします。ブラウザからも使えるので、ネットに接続できればほとんどの端末でやりとりが可能。
Xender
こちらも10GB程度のファイルを10秒程度でやり取り可能。モバイルでは双方のインストールが必要なものの、パソコンで受信する際にはソフトのインストール不要。最大で同時に4つのデバイスに送信できる。ファイル共有容量の上限はありません。
Sunshine
アカウントを作成する必要があるものの、10GB程度のムービーでも数秒で共有可能なアプリ。クラウドを使用せず当事者たちのデバイス上のみでファイルのやり取りが行われるので、プライベートな動画を扱う場合も適しています。ファイルサイズ無制限です。
様々に応用可能、オンラインストレージを使う方法
オンラインストレージとは、ネット上に自分のファイルを保存したり共有したりできる領域を持てるサービスです。「ネット上に自分専用のフォルダを持てる」感覚ですね。
有名なものに、Dropbox、SugarSync、Googleドライブ、Yahoo!ボックス、Amazon Cloud Drive、SkyDriveなどがあります。スマホアプリがあるものも多いです。
オンラインストレージ上のファイルは基本的に自分しか見ることはできません。しかし、共有設定によって任意のファイルを他者に共有することができます。
使い方は、①送りたいファイルをアップロードします。②そのファイルを共有設定にするとURLが生成されるので、URLをメールなどで送ります。③相手側がそのURLにアクセスすれば、ファイルを見たりダウンロードすることができるようになります。
URLならメールで送れますし、相手方はソフトをインストールしたりしなくてもいいので楽ですね。また、オンラインストレージにアップロード可能なファイル容量は無料プランで2GB以上あるところが多く、大きなファイルを扱えます。
慣れないうちは使い方がピンとこないかもしれませんが、使いこなせるようになると非常に便利なサービスなので、この機会にアカウントを作ってみてはいかがでしょうか。
送れる容量300MB、Skypeを使う方法
Skypeを使えばファイルを送受信することができます。PCユーザーにはおなじみのソフトであるskypeですが、iPhone・androidアプリも登場しています。
以前スカイプは送信容量無制限だったのですが、更新により300MBまでの送信制限が設定されました。制限を超えると「Not sent - File is larger than 300 MB (未送信: ファイル サイズが 300 MB を超えています)」のメッセージが表示されます。
ファイルは、コンタクトリクエストを承諾した連絡先にのみ送信できます。基本的にアカウント間で送信するため、同一アカウントでのやりとりは出来ない模様です。なので自分のパソコンから自分の携帯に送るという使い方はできないでしょう。
また、動画を送るのであればSkypeビデオメッセージという機能があり、撮影した3分以内の動画を送ることができます。ただ、これは撮影したムービーを送る機能であり、動画ファイルなら何でも送信する機能ではない点に注意してください。
ユーザー同士ならおススメ、LINEを使う方法
LINEを使えば動画や画像を簡単に送る事ができます。送り手・受け取り手の双方がLINEユーザーであればキャリアやハードが違っても送受信できるのが利点です。
通常、投稿はトーク相手だけが見ることができ他の人に見られることはありません。トークグループを作成すれば一度に多人数に通知することができますし、トーク画面から動画や画像の保存が簡単にできるので、送受信の手軽さでいえばトップクラスです。
しかしLINEにアップロードできるファイルの容量は、現在のところ動画だと長さ5分までの制限があります。これをオーバーしていると「動画は最大5分まで送信できます」というエラーが出ます。(LINEはわりとしょっちゅう容量制限の変更を行います)
なので少なくとも今は、LINE単体だと長い動画ファイルは送れないと考えたほうがいいでしょう。分割やクリップ(トリミングによるカット)などで編集しても限度があります。
よくネットでLINEの裏技として紹介されているのがdropboxなどのオンラインストレージを組み合わせる方法ですが、この方法は普段オンラインストレージを使わない人には若干難しいので、ファイル転送サービスを使ってLINEでURLを送ったほうが簡単だと思います。