大掃除・断捨離・遺品整理などの時、不要な切手やはがきが出てきたことはありませんか?
もし不要な切手・はがきがあったなら是非、慈善団体などへ寄付することを考えてみてください。実は切手やはがきは寄付する品としてとても優れたものなのです。
なぜなら、切手やはがきは寄付において換金率がとても良いからです。
未使用はがき・書き損じはがき(未投函のもの)は、1枚52円のものであればおよそ40円の換金額になります。
使用済み切手
使用済み切手は日本切手と海外切手、新しいか古いかなどで違いが出ますが、1キロあたりおよそ500円~2000円ほどの換金額になります。
未使用切手
未使用切手の価値はものによりけりですが、場合によっては1枚あたり額面の90%前後の換金率になることもあります。
寄付例①書き損じハガキ約25枚で辞書を1冊贈ることができます。
寄付例②書き損じハガキ約100枚で算数の学習セットを1つ贈ることができます。
寄付例③使用済み切手約5000枚でタンザニアの看護学校の教科書代1年分になります。
※切手やはがきを寄付するならまとまった数がないとダメなのでは?と思うかもしれませんが、少量からでも大丈夫です。そういった寄付を受け付けている所のほとんどは、全国から集まった切手やはがきを合計した上で寄付金へと換金しているからです。
切手やはがきの寄付を受け付けているところ
使わない切手やはがきを換金したいなら
郵便局で交換
郵便局では商品の交換ができます。使っていない切手やはがきなどを郵便局に持って行くと、1枚あたり5円の手数料で他の商品に取り替えてくれます。
例えば、前年使わなかった年賀状や、書き損じてしまったはがき、額面が半端で使うに使えない切手などがいくらかある場合、手数料を払って取り替えてしまったほうがお得でしょう。
金券ショップで売る場合も、52円や82円などよく使われる額面の切手シートに替えたほうが良い場合があります。ただし手数料を考えるとそのまま売ったほうがいいかもしれません。
特に10円以下の商品の場合は額面の50%の手数料がかかるため、少額切手が沢山ある場合などはあまりお得な方法とは言えません。
取り替えられる商品は、通常切手、官製はがき、往復はがき、レターパックなどです。それぞれ取り替えられる商品や手数料に違いがあるので、詳しくは下記リンクで確認してください。
金券ショップで売る
郵便局では切手やはがきを換金することはできません。なのでプレミアのついていない普通の切手やはがきをお金にかえるなら、金券ショップに売るのが一番いいでしょう。
金券ショップは店にもよりますが、切手やはがきを買い取ってくれる所があります。
はがきは、綺麗なものなら元値から10円~15円引いた額での買い取りになる場合が多いです。
切手は、額面50円以上のシート単位(100枚など)の場合、買い取り額90%前後と高いです。一方、バラ切手だと買取ってくれない所も多く、売れても額面の60%程度なら良い方です。
店によってはバラ切手も同額でまとめることで買取額がアップする所もあります。下記リンクの業者はバラ切手でも同額50枚を台紙に貼ってまとめれば76~80%程度で買ってくれるそうです。詳しくはリンクから詳細を確認のほど。
切手買取専門業者に売る
コレクションなどで切手が大量にある場合は、古い切手やプレミアがついている切手が混じっている可能性もあるため、専門業者に買い取り査定をしてもらうのが一番いいでしょう。
切手は全盛期よりはコレクターが減ったと言われていますが、まだまだ根強いファンがいる世界です。日本の古い切手や海外切手の中にはまだプレミア価格のものが多く眠っています。
特に昔切手収集が禁じられていた中国切手などは最近になって中国の富裕層が集めるようになり、1枚100万の値段がつくものもあるそうです。
遺品等の場合、受け継いだ家族が切手の価値がわからず適当に処分してしまいがちです。良いコレクションなら買取額100万円を超える場合もあるため、絶対に捨てないで下さい。
切手買取の専門業者の中には査定無料・出張料無料・キャンセル自由の所もあるので、そういった所に査定だけでも依頼したほうがいいと思います。